昇給額・昇給率の計算
昇給前の金額と昇給額から昇給率を、または昇給率から昇給額を計算します。年間でいくら増えるかもあわせて表示します。
計算結果
- 改定後の金額
- 258,000円
- 昇給額
- 8,000円
- 昇給率
- 3.2 %
- 年間の増加額(12か月分)
- 96,000円 賞与への反映は含みません
- 改定前の金額
- 250,000円
このツールでできること
昇給の前後の金額から昇給率を求めたり、目標の昇給率から必要な金額を求めたりできます。
昇給率(%) = 昇給額 ÷ 改定前の金額 × 100
昇給額 = 改定前の金額 × 昇給率 ÷ 100
計算してみる
基本給25万円が8,000円上がった場合で、最後まで計算します。
| 計算 | 結果 | |
|---|---|---|
| 昇給率 | 8,000 ÷ 250,000 × 100 | 3.2% |
| 月額の増加 | — | 8,000円 |
| 年間の増加(月額分) | 8,000 × 12 | 96,000円 |
| 賞与が年4.5か月なら | 8,000 × 4.5 | 36,000円 |
| 年収ベースの増加 | 96,000 + 36,000 | 132,000円 |
賞与が基本給に連動する会社では、月額の増加だけを見ると影響を4割ほど小さく見積もることになります。
手取りは昇給額どおりには増えません
額面が8,000円増えても、手取りが8,000円増えるわけではありません。 増加分からも社会保険料と所得税が引かれるためです。
注意が要るのは社会保険の等級です。 健康保険と厚生年金の保険料は、月額の報酬を等級に区切って決めています。 昇給によって等級が1つ上がると保険料の負担が段階的に増えるため、 昇給額が小さいときは、手取りがほとんど変わらないことがあります。
目安としては、額面の増加額の75〜80%程度が手取りの増加と考えておくと大きく外しません。 正確な金額は給与明細の控除欄で確認してください。
定期昇給とベースアップは分けて見る
同じ「昇給率3%」でも、中身は2種類あります。
| 内容 | 将来への効き方 | |
|---|---|---|
| 定期昇給 | 年齢・勤続・評価に応じて賃金表の中を上がる | 個人には効くが、賃金表自体は変わらない |
| ベースアップ | 賃金表そのものを引き上げる | 全員の基準が上がる。長期の影響が大きい |
会社の発表する「昇給率」がどちらを指しているかで意味が変わります。 将来の伸びを見るなら、ベースアップが含まれているかを確認してください。
こんなときに使います
- 給与改定の通知を受け取り、何%の昇給なのかを確かめたいとき
- 「昇給率3%」と言われて、具体的に月いくら増えるのかを知りたいとき
- 転職先の提示額と現職の昇給後の金額を比べたいとき
- 賞与連動も含めて、年収でいくら変わるのかを出したいとき
改定後の金額から時給換算を確認したい場合は 月給から時給への換算を、 年収ベースで見たい場合は年収の計算をご利用ください。
昇給がない年をどう見るか
定期昇給がある会社では毎年上がるのが当たり前に見えますが、 賃金表そのものが据え置かれていれば、物価が上がる局面では実質的に目減りします。 額面の昇給率と、生活実感が合わないのはこのためです。
判断の材料にするなら、額面の昇給率だけでなく、 同じ期間の物価の動きと並べて見てください。 昇給率が2%でも物価が3%上がっていれば、実質では下がっています。
入力欄は、昇給額から率を求める向きと、率から額を求める向きの両方に対応しています。 「3%上げたい場合いくらか」という逆算にも使えます。 入力した内容はブラウザの中だけで計算され、サーバーには送信されません。
なお、昇給の交渉に使う場合は、率よりも金額で話すほうが具体的になります。 「3%上げてほしい」より「月1万円上げてほしい」のほうが、 相手にとって判断しやすい形です。 このツールで両方の数字を出しておくと、どちらの言い方にも対応できます。
よくある質問
- 昇給したのに手取りがほとんど増えていないのはなぜですか。
- 額面の増加分から社会保険料と所得税が引かれるためです。さらに、昇給によって社会保険の等級が上がると保険料の負担が一段増え、昇給額が小さい場合は手取りがほぼ変わらない、まれに減ることもあります。このツールが出すのは額面の増加額なので、手取りの目安を知りたい場合は増加額の75〜80%程度を見込んでおくと大きく外しません。
- 昇給率だけを見て、他社と比べてよいものですか。
- 比べるなら、定期昇給とベースアップを分けて見てください。定期昇給は年齢や勤続で自動的に上がる分、ベースアップは賃金表そのものの引き上げです。「昇給率3%」と言っても、その内訳が定期昇給だけなのか、ベースアップを含むのかで意味が変わります。将来の伸びに効くのはベースアップのほうです。
- 賞与への影響も含めた年収の増加を知りたいのですが。
- このツールが表示する年間増加額は、月額の増加を12倍したものだけです。賞与が基本給に連動する会社では、これに加えて賞与も増えます。増える月数を[賞与の月数と金額の計算](/tools/bonus-months/)に入れると、賞与ぶんの上乗せが分かります。
関連するツール
- 賞与の月数と金額の計算
基本給と支給月数から賞与の金額を計算します。逆に、金額から「何か月分」にあたるかを求めることもできます。
- 時給から年収の計算
時給と週の労働時間から、年収と月収の目安を計算します。賞与や休業週数も加味できます。表示されるのは税・社会保険料の控除前の額面です。
- 月給から基礎時給を求める計算
月給と月平均所定労働時間から、割増賃金の基礎となる1時間あたりの賃金を計算します。除外できる手当を差し引いた金額で計算できます。
- 残業代の計算
基礎となる賃金と残業時間から、割増賃金を計算します。月60時間超の50%割増、深夜25%、法定休日35%にそれぞれ対応しています。
- 最低賃金の充足チェック
時給または月給を時給に換算し、お住まいの地域の最低賃金を満たしているかを判定します。最低賃金額はご自身で入力していただく方式です。
最終更新日: